でんと威張って
初盆の田舎の家で
ぼくはひとり
外には夏の王様の
さそり座がでんと威張っていて
きらきらと星たちは
いつものぼくの友達
虫たちも空き家だということを知って
さっきまでいなかったのにぼくのまわりをうろつき始めている
さてさて早いもので初盆になってしまった
すっかり掃除が終わった家はたくさんのお客を迎えようとしている
人生色々
なにが幸せかはわからない
法然と日蓮のことを考えたりしていたが
明日からはそうもいくまい
この後のことも考えながら
たかが人生七十年
思うように生きてみようと思っている
どっちにしたってあのさそり座も
ずっとあることだし
でんと威張って生きてやろうと思うのです
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