夕暮れの下で 1日が終わりほっとする時間、暮れてゆく空を眺めながら喉を潤す。氷で出来た冷え冷えのアイスコップ。これはどじがお気に入りの、ある雑誌の付録。いつもこれにお茶を入れて、おいしそうに飲んでいた。夕暮れの空の下、思い出しながら私も飲む。嬉しそうに、出来たコップを眺めていたっけ。その気持ちよく分かるよ。私も嬉しそうに眺め、お茶じゃなくビールを入れて、楽しませてもらっている。幸福は感じないけれど穏やかな時間。