出会うことの不思議 出会わないことの不思議

花は
季節の風に乗ってやってきます
白や黄色や赤の
鮮やかな化粧をして
ここに私がというように

それが季節というもの

まるで
自分の生き方を通すかのよう
実をつけて
自分の生のあかしに
色づくのでしょう

そのにおいに出会うと
忘れていたかのように
記憶のどこかで
呼び覚まされる思いに
その花に出会いに出かけるのです

出会うことの不思議
出会わないことの不思議

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